世田谷上野毛の動物病院

かみのげ動物病院

〒158-0093 東京都世田谷区上野毛1丁目17-10鈴木マンション1F
(東急大井町線 上野毛駅から徒歩2分)

診療時間
8:30〜11:30 / 14:00〜17:00(最終受付16:45)
休診日
水曜・日曜・祝日
診療対象
犬・猫(他の動物の診療は行っておりません)

ペットの闘病を支える飼い主さんを、
一人ぼっちにしない

Holding Space for Petsとは

ペットとの関係や、動物に対する考え方は人それぞれです。ペットが病気になると、その渦中にいる人にしか分からない苦労や迷い、喜び、悲しみがあります。

「この治療を続けていいのだろうか」

「もっと何かしてあげられるのでは」

「私の選択はこれでよかったのだろうか」

「毎日のケアが大変。でも、そんなことは言いづらい」

同じように動物を大切に思っていても、考え方や感じ方がぴったり合う人は、なかなかいないものです。身近な人にも気持ちを話せず、一人で抱えてしまうことがあります。

だからこそ、相手の考え方や選択をすぐに否定せず、自分の意見を押し付けず、まずはゆっくり話を聴く。その人が感じていることを、そのまま受け止める。

 

Holding Space for Petsは、そんな関わり方と、安心して気持ちを話せる場所を大切にする活動です。

病気になっても、老いても、その子らしさは変わりません。

そして、その子を大切に思う飼い主さんの迷いや悲しみもまた、一緒に過ごしてきた時間の一部です。

動物だけでなく、ともに暮らす人の気持ちにも居場所があること。

それがHolding Space for Petsが大切にしていることです。

・治療を支える飼い主さんにも、支えが必要です

ペットの治療では、通院や投薬、食事の管理、日々のケアなど、多くのことを飼い主さん自身が担っています。

治療について説明を受け、その子に代わって選択することもあります。病気のことを学び、生活を整え、ケアを続ける中で、疲れたり、迷ったりすることもあると思います。

獣医療は、病気を治し、苦痛を和らげ、その子との時間を支えるために大切です。

私たちは、そのためにできることを考え続けます。

そして、治療を続ける飼い主さん自身にも、気持ちを話したり、支えを得たりする機会が必要だと考えています。

答えを急がず、まず話を聴くこと

自分の気持ちを安心して話せること。

誰かが、その話に耳を傾けてくれること。

 

それだけでも、心が少し軽くなることもあります。

Holding Space for Petsでは、すぐに助言や解決策を示したり、無理に前向きになるよう励ましたりするよりも、まず、その人の話を聴くことを大切にしています。

不安も、迷いも、介護の疲れも、その子との何気ない喜びも。大切な存在を見送ったあとの悲しみや後悔も、急いで整理する必要はありません。

話したいときに、話せる範囲で。その気持ちに居場所があることを大切にしています。

 

当院での取り組み

かみのげ動物病院では、診察中の対話や、飼い主さん同士の座談会などを通じて、気持ちや経験を安心して話せる機会を設けています。

・診察中の対話

動物の状態だけでなく、ご自宅でのケアの難しさや、治療への不安・迷いもお聞かせください。

まずお話を伺い、医療的な判断や具体的な工夫が必要なことは、獣医師として説明・提案しながら一緒に考えます。

・飼い主さん同士の座談会

闘病や介護、看取りなどを経験した、または経験している、飼い主さん同士で、気持ちや経験を分かち合う場です。

それぞれの経験や選択を尊重し、考えを決めつけたり、一方的に助言したりせず、互いの話に耳を傾けることを大切にしています。

(不定期開催)

・獣医師と個別に相談したい方

治療や介護の迷い、ご家族の負担などについて、時間を取って個別に相談したい方は「シニアペット家族相談室」をご利用ください。

 

Holding Space for Petsが生まれたきっかけ

この活動の始まりには、一頭の犬「リル」と、その飼い主である篠原真衣さんとの出会いがあります。

リルは慢性腎臓病の治療のため、当院に通院していました。

闘病を続け、リルを見送ったあと、篠原さんと治療を担当していた当院の獣医師が、リルとの日々やペットを見送ること、グリーフについて対話を重ねました。

その中で篠原さんから出てきたのが、

「この経験を、同じような気持ちを抱えている人に寄り添う力に変えていきたい」

という思いでした。

病気のペットと暮らしている人。

介護を続けている人。

治療について迷っている人。

そして、大切な存在を見送った人。

そんな飼い主さんが、安心して置いておける場所をつくれないだろうか。

その思いについて二人で対話を重ね、形にしていく中で生まれたのが、Holding Space for Petsです。

【篠原真衣さんの活動】

篠原さんは、Instagramやホームページ、ライブ配信などを通じて、ペットとの暮らし、闘病、看取り、その後の気持ちについて発信を続けています。篠原さんのホームページには、今抱えている思いを自由に書いて置いていける「こころの置き場所」があります。誰かから答えをもらうためではなく、自分の気持ちを言葉にできる場所です。

関連リンク

 

この関わり方が、日々の暮らしにも広がるように

相手の気持ちを決めつけず、否定せず、耳を傾ける。

そんな関わり方が、ペットの闘病を支える場だけでなく、日々の暮らしの中にも広がっていけばと思っています。

病気や老い、介護、看取りの中では、

介護に疲れてしまうことも、迷うことも、悲しいいこともあります。

そして、大切な存在を見送ったあと、その気持ちをすぐに整理したり、無理に前を向いたりする必要もありません。

悲しみをなくすことではなく、まず、その気持ちに居場所があること。

そしていつか、その子と過ごした時間や、その子が残してくれたものが、その人がこれからを生きていく力になっていくこと。

私たちは、そんな場所や考え方を少しずつ広げていきたいと思っています。

 

診療時間

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午後 ○ ○ × ○ ○ ○ ×

診療時間:午前08:30~11:30
     午後14:00~17:00
     (最終受付16:45)

休診日:水曜・日曜・祝日

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