世田谷上野毛の動物病院

かみのげ動物病院

〒158-0093 東京都世田谷区上野毛1丁目17-10鈴木マンション1F
(東急大井町線 上野毛駅から徒歩2分)

診療時間
8:30〜11:30 / 14:00〜17:00(最終受付16:45)
休診日
水曜・日曜・祝日
診療対象
犬・猫(他の動物の診療は行っておりません)

シニアケア

当院の考え方

ワンちゃん・猫ちゃんは人間より早く年を重ねます。種類や個体による差はありますが、大型犬では7歳、小型犬・猫は10歳を過ぎたあたりから衰えはじめ、人間と同じように、老化に伴う様々な変化や不調とお付き合いしながら過ごすシニア期に入ります。

当院で最も大切にしているのは、ワンちゃん・猫ちゃんが、「その子らしい」シニア期を送ることです。例えば、大切なペットが「心臓病」や「腎臓病」になると、愛する子の病気を治すことに一生懸命になるが故に、その子自身に目を向けることが出来ずに、ただ「病気」とだけ戦うことを考えてしまうことがあります。

治療における主役は、病気を治そうと治療に通う飼い主様ではなく、あくまでワンちゃん・猫ちゃんたち自身であり、その子たちの生活を中心に考える治療をしていく必要があると、当院は考えます。

そのような観点から、大切なワンちゃん・猫ちゃんにとっての「日常」が変わらないこと、それぞれが尊重されることも重要です。闘病しながらも大事にしているルーチンや、大好きな食べ物、お気に入りの場所などをしっかり残し、それぞれのワンちゃん・猫ちゃんのプライドを尊重しながら、抱えてしまった慢性疾患に対して飼い主様が学び、支えることが大切だと考えます。

当院はそのような飼い主様とワンちゃん・猫ちゃんのペアを支えるべく、「この病気になるとこんなことが起こりやすいからこんなことに気を付けて生活しよう」といった知識と覚悟を持って一緒に病気と付き合っていく心構えができるようアドバイスをすることを日頃から気にかけて診療しています。

少しでも長く大好きな飼い主さんと一緒に過ごし、その子らしい生活を続けられることは、100%の治療を目指して動物に負担をかけるよりも大切だと考えます。そうすることで、最期を迎えた時に、これまで治療を頑張りすぎて辛い思いをさせた「ごめんね」よりも、最後までその子が大好きな飼い主さんの元でその子らしく最期まで生きられた、私の人生を豊かにしてくれて「ありがとう」という気持ちでいっぱいになり、飼い主様とワンちゃん・猫ちゃんの強い関係は永遠になると考えています。

シニア期に多い慢性疾患

主な症状
  • 動きが鈍くなってきた
  • トイレの場所を間違えるようになった
  • びっこを引いている
  • 散歩をいやがる
  • 水をたくさん飲む
  • 尿の回数が増えた

動物も高齢になると、動きが鈍くなる、免疫力が落ちるなどの理由で怪我や病気が増えます。
当院ではシニアケアを重視しており、関節炎などの体の痛みに配慮して診察することはもちろん、シニア期に多い病気や、認知症などに対する生活のアドバイスを実施しています。特に認知症になると不安感が増して無駄吠えすることがあるため、行動学的な対処法もお伝えしております。

ワンちゃんのシニア期に多い「甲状腺機能低下症」

年を取ったから動きが悪くなったと
勘違いされるケースが多い

 

主な症状

  • 寝ていることが多くなる
  • 食べている量が変わらないのに体重がどんどん増える
  • 鼻や耳、しっぽの毛が薄くなってくる
  • 健康診断で中性脂肪やコレステロールが高い

上記の症状以外にも、歩行異常などの神経症状に進行するケースもあります。甲状腺機能低下症では甲状腺から出る甲状腺ホルモンが減少します。甲状腺ホルモンは細胞の代謝に関わるので、甲状腺ホルモンが足りない状態になると、皮膚病が治りにくかったり、被毛が薄くなったりします。また、脂質代謝にも異常が起こり、肥満傾向になったりして、肥満が原因で二次的に気道が狭くなり、呼吸が苦しくなったり、心臓病が悪化したりする場合もあります。

また、麻酔をかけなければならない場合に事前に検査しておかなければ低体温や麻酔からの覚醒が遅くなったりと麻酔のリスクが高くなります。

検査・診断

健康診断などの血液検査で甲状腺ホルモンの値を調べることによって診断可能です。

治療

甲状腺ホルモンのお薬を投薬し、定期的に甲状腺ホルモンの数値を血液検査で検査します。

 

猫ちゃんのシニア期に多い、甲状腺機能亢進症

年を取ったから気難しくなったと
勘違いされるケースも多い

・主な症状

  • 食べているのに痩せてくる
  • 怒りっぽくなる
  • 吐く頻度が増えた
  • 健康診断で血圧が高い

甲状腺機能亢進症では甲状腺ホルモンが増加します。甲状腺ホルモンが過剰になると色々なものの代謝が亢進し、食べても体重が維持できず筋肉や脂肪が減っていきます。放置すると、4キロくらいあった体重がわずか2キロほどになっていることもあります。シニア期に多い慢性腎臓病を併発している場合は、同時に腎臓病の治療も行う必要があります。

検査・診断

健康診断などの血液検査で甲状腺ホルモンの値を調べることによって診断可能です。

治療

お薬を投薬し、定期的に甲状腺ホルモンの数値を血液検査で検査します。甲状腺ホルモン亢進により、腎臓の血流量が多くなり、もともとあった腎臓病が甲状腺機能亢進症によりマスクされていることがあります。その場合は、甲状腺機能亢進症の治療薬を投薬し始めたら、マスクされていた腎臓病が数値として表れてこないかを血液検査などでこまめにチェックしていきます。

猫ちゃんのシニア期に多い、慢性腎臓病

尿検査だけでも分かることもあります。

主な症状

  • おしっこが多くなる
  • お水をたくさん飲むようになった
  • 便秘がちになった
  • 吐く頻度が増えた

猫はもともと砂漠にすんでいた動物で、水を飲む習慣がないことから、腎臓病になりやすいといわれています。腎臓病になると、尿が薄くなり、多く出ますが、「お水をたくさん飲んでいるから大丈夫」と思われる飼い主さんも少なくかりません。身体に水分が足りないのでたくさんお水を飲みますが、それでもまた尿として出てしまうため、常に足りていない状態になります。

検査・診断

健康診断などの血液検査で腎臓の数値をチェック、尿検査、血圧測定、場合によっては超音波やレントゲン検査が必要となります。

治療

腎臓は「再生されることのない臓器」と言われているので、治療の目標は腎臓病の進行をゆっくりにすることです。食事療法も重要ですので、猫ちゃんに合ったお食事をご提案させていただきます。

10才以上の猫ちゃんワンちゃんに多い関節炎

関節炎 犬
主な症状
  • びっこをひく
  • いつもと様子が違う
  • 座るときに動作がゆっくりになる
  • 運動したがらない
  • 散歩を嫌がる
  • 起きるときに動作がゆっくり

中年期~高齢期に入ると、腰や各種の関節に関節炎が起こり、動かない・足を引きずるなどの症状がみられることがあります。関節炎は、早期診断・早期治療することで動物の痛みをコントロールし不快感を取り除いてあげることができます。また、近年では高齢な猫ちゃんの多くが関節炎を持っていると言われています。

当院では、レントゲン撮影を行った後、関節炎の動物に対してサプリメントや内科療法、体重管理などの治療提案の他、緩和治療として鍼治療も選択できます。動物の状態によっては、複雑な整形外科手術が必要になることもありますので、そのときは大学病院や専門科病院などの信頼できる二次診療機関をご紹介します。

高齢の動物で、麻酔などが心配な場合は関節軟骨の保護を促すようなお注射なども提案させていただいております。

高齢の小型犬に多い心臓病

犬 超音波検査
主な症状
  • 咳をする
  • 散歩に行きたがらない
  • 疲れやすい
  • 運動した後に倒れる
  • 歯茎の色が白い

小型犬では中年期~高齢期に入ると、心臓の雑音が聴取されるケースが多くあります。そういった場合は、レントゲン検査、心電図、血圧、心臓の超音波検査、などを行い、心臓を評価します。小型犬で一番多いのは、「僧帽弁閉鎖不全症」です。心臓病の病期によってお薬などの内服が必要になってくるので、定期的なチェックが必要となります。

当院では、健康診断の血液検査で心臓のバイオマーカーを追加することもできますので、お気軽にご相談ください。動物の状態によっては、心臓病の専門的な知識や治療経験により診断がつく場合もありますので、大学病院や専門科病院などの信頼できる二次診療機関をご紹介します。

診療時間

 

日祝
午前 × ×
午後 × ×

診療時間:午前08:30~11:30
     午後14:00~17:00
     (最終受付16:45)

休診日:水曜・日曜・祝日

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