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ロンドン便り〜サマータイム終了

先日、10月最後の日曜にサマータイムから通常通りの時間へ戻りました。

今回は、1時間時間が戻る方だったから朝ゆっくりできて良いのですが、サマータイムに移行する時は1時間早くなるので結構大変です。

この時期、やはり日の出が遅くなり、12月にもなると3時くらいには暗くなっています。その分、夏は10時ごろまで明るかったりするのですが、冬は天気もだいたい悪いので暗い雰囲気になります。そういう背景があって、アフタヌーンティーの文化ができたのではないかと思っています。

 

10月31日はハロウィンだったので、保育園に行く子供たちは仮装をして登校していたみたいです。八百屋さんでも他のお店でも結構本格的なお化けが飾ってあって一瞬ギョッとしました。IMG_3546

 

2017年11月2日

ロンドン便り〜紅葉

10月の初めにリージェンツパークに行ってきました。ロンドンでは曇りの天気が多い中、珍しく晴れた週末だったので、多くの人が紅葉を楽しみに来ていました。

公園では、犬が自由に走り回って良いスペースと、植物などが綺麗に手入れされており犬が入れないスペースに分かれています。どちらも紅葉が綺麗だったのですが、びっくりしたのが犬が入れないところにはリスの多いこと多いこと!人にも慣れて、何かもらえそうな感じがあると寄ってきます。どのリスもぷくぷくと太っています。

さすがに、リスも子供には警戒心を持っているようで寄ってきませんでしたが。。。

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2017年10月23日

11月の休診

11月23日(木曜日)勤労感謝の日 から  11月30日(木曜日)まで

休診します。

ご迷惑をおかけしますが

よろしくお願いしまIMG_2117す。

2017年10月22日

うまく高齢犬と付き合うために

こんにちは。前回、犬の認知症チェックリストをご紹介しました。

犬の認知機能不全の主な症状は、

  1. 場所や時間が分からない
  2. 人や動物への関わり方が変わる
  3. 昼夜が逆転する
  4. 「しつけ」を忘れる
  5. 目的のない行動が増える

具体的には、

・部屋の出入り口を間違える。

・家や庭で迷う

・飼い主に対して甘えたり挨拶したりしなくなる。

・すぐに不安になって飼い主を呼んで鳴く。

・昼間寝て夜寝ない。

・トイレの場所を間違える、あるいは完全に分からなくなる。

・以前はできていたオスワリなどができなくなる。

・うろうろと歩き回る、あるいは円を描くように歩き続ける。

・方向転換や後ろに戻ることが難しくなり、狭いところに入り込むと自力で抜け出せなくなる。

・壁などの前でぼんやり立ち尽くしている

・宙を見つめる

などがあります。

血液検査や尿検査、レントゲン検査、エコー検査、神経学的検査などで、脳腫瘍や甲状腺機能低下などではないこと確認した上で、認知機能不全のワンちゃんとうまく付き合うためのポイントをご紹介します。

  1. 生活がしやすい環境を整える:狭い場所に入りこまないよう、部屋を工夫
  1. 規則正しい生活でリズムを整える:朝と夜の区別!ごはんや散歩、遊びの時間(昼間疲れて夜寝れるように。)
  1. 適度な刺激を与える:散歩 ボール投げ 簡単なゲーム 知育トイの利用
  1. 介護グッズを使用する:床ずれ防止マット、歩行補助ハーネス
  1. 身体の手入れをする:肛門周りを清潔にする。汚れやすい部分の毛は短くカット♪固く絞ったタオルや蒸しタオルがおすすめ。(ウェットティッシュは炎症のもとに・・・)ブラッシングでシャンプー1回減らせる!
  1. 症状を緩和する薬を使用する(獣医師が必要とした場合)
  2. サプリメント、処方食を利用する(お試しをお渡しすることも可能です)
  3. 介護に疲れたら時々ペットホテルなどを利用する。

などがあります。

歩行補助ハーネスは身体のサイズに合わせて注文することが可能です。意外にもそれだけで生活の質が上がり、ワンちゃんがまた元気に歩けるようになることもあります。

また、知育トイの利用は高齢のワンちゃんにも効果的で、うまく歩けなくなってしまったような高齢のワンちゃんが家の中で遊びを満足するのに優れています。是非試してみてください。

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2017年10月12日

犬の認知症チェックリスト

先日、犬のアルツハイマーのトピックを書きましたが、今回は犬の認知機能不全症候群のチェックリストをご紹介します。

青い文字が項目で、それぞれ当てはまるものの点数を足していってください。

食欲

正常 1点

減少 2点

下痢を伴う増加 3点

下痢を伴わない増加 4点

飲水

正常 1点

多飲 3点

排泄

失禁なし 1点

室内で排尿 2点

自宅で排尿・排便 4点(もともと外で排便していた犬)

昼夜リズム

正常 1点

睡眠時間の増加 2点

日中に寝て、夜寝ない3点

無目的行動

無目的行動はない 1点

スター・ゲイジング(凝視)2点

常同歩行 3点(無目的に歩き回ること)

旋回 4点

活動性/交流

正常 1点

減少 2点

環境やオーナーと交流しない 4点

認知(知覚)の消失

認知消失なし 1点

家具にぶつかる 2点

狭いところを通ろうとする 5点

ドアの間違った方(蝶番側)を通ろうとする 5点

見当識障害

見当識障害なし 1点

新しい場所の散歩で見当識障害 2点

いつもの散歩道で見当識障害 4点

自宅でも見当識障害 5点

記憶

正常 1点

馴染みのある人を認識しない 2点

休日後オーナーを認識しない 4点

日常的にオーナーを認識していない5点

性格の変化

変化なし 1点

他の動物や子供に対して攻撃的 3点

オーナーに対して攻撃的 4点

 

以上10項目の点数の合計点によって認知機能不全の度合いが分かります。

10点(痴呆スコア0):正常

11〜15点(痴呆スコア1〜5):予備軍

15点<:CDS(犬認知機能不全症候群)

高い点数は重篤度が高いことを示しています。

 

次回は老齢犬との付き合い方のポイントをご紹介しようと思います。

 

2017年10月8日

ロンドン便り〜アロマセラピー

こんにちは。ロンドンに来てから、アロマオイルのお店をよく見かけます。本当に色んな種類があって、みんなどのように使い分けているのかな、と遠目で見ていただけの私ですが犬にもアロマセラピーが使えると知り勉強しました。(猫ちゃんや他の小動物にはアロマオイルは危険だそうです)

アロマと聞くと、「香り」のイメージが強かったのですが、薬のようにそれぞれ効能があり、皮膚病を長く患っているワンちゃんなどがトライしてみるとよいと思いました。

人間には、「香り」で気分を上げるような効果の他、血行促進や鼻炎に効くようなものもあり、うちでは子供に使える虫除けの香りを使っています。

なんでも物価が高く感じるイギリスですが、アロマオイルだけは日本で買うよりも安く手に入るようなので、色々試してみたいと思います。

 

イギリス名物「サンデーロースト」(イギリス人は日曜にパブに行ってこのサンデーローストを食べる習慣があるそうです)

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2017年10月1日

ロンドン便り〜犬や猫にアルツハイマー病はあるか?

こんにちは。

先日スロバキアで行われたInternational Veterinary Behavioural Meeting(国際獣医行動学会)に参加してきました。最後に行われたStudy Dayと言う教育講演のみの参加になりましたが、とても有意義な講義を聴講できました。

トピックの一つに「犬や猫にアルツハイマー病はあるか?」というものがありましたが、人ではアルツハイマー病が死に至る病気であることに対して、犬猫では食べる能力は失われないので高齢化に伴って見られる神経病理学的変化や臨床的認知行動の変化は、人のアルツハイマー病の初期と似ているそうです。人のアルツハイマー病ではこの10年間新しい薬が開発されておらず、今後さらなる研究が必要とのことでした。

ブラチスラバ旧市街

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飴細工のお店がありとても綺麗でした

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2017年9月23日

足先をいつも舐めているワンちゃん

今回は、「常同行動」というものについて少し詳しくお話しようと思います

常同行動は文字通り、同じ行動を無目的に常に繰り返すことです。

常同行動にはクルクルと自分の尾を追う「尾追い行動」や尾を咬んでしまう「尾かじり」

光や影を追う「光追い行動」、「影追い行動」、実際には存在しないハエを追うような「ハエ噛み行動」

などがあります。他にも手足や脇腹の皮膚を舐め続ける行動などがあり、舐め続けることによって皮膚炎を

伴うと「舐性皮膚炎」となります。

常同行動が、生活する上で支障をきたすようになると「常同障害」という言葉に変わります。

いくらクルクル回っていても、ワンちゃんや飼い主さんの生活に影響がなければ、

単純に常同行動が出ているだけで、何の問題もありません。

ただし、常同行動として自分の皮膚を舐め続けた結果、皮膚が傷ついてしまった場合は、常同障害となります。

写真のわんちゃんは、肩のあたりの皮膚を舐めこわしてしまい、出血するほどの傷ができてしまった例です

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病変部を拡大したところ↓

 

DSC03700常同行動の原因は本人(本犬?)がコントロールしきれないストレスをかかえることにあると言われています。

ですから、常同行動が見られるワンちゃんの飼い主さんに診察中お話を詳しく伺うと、

「最近、散歩が少なくなった」

「最近、忙しくて犬を留守番させる機会が多くなった」

「お子さんが産まれて、犬にかまう時間が短くなった」

というようなお話をいただくことが多いです

ちなみに、写真のワンちゃんも飼い主さんが仕事を始めて、留守番の機会が多くなったタイミングで

肩を過剰に舐めるようになったというお話でした。

 

このワンちゃんの治療は、

出血を伴う皮膚のダメージがあり二次感染が心配ですので、生剤などで皮膚病が良くなるまで治療しました。

その後は、常同行動をコントロールする必要があるので、まずは活環境の改善を試みています。

例えば、散歩が少なくなっているようなら歩の時間を多くとったり留守番の時間に知育トイを使ったりの工夫をしてもらっています。

 

このような、常同行動が関連する舐性皮膚炎の動物を診察する機会が増えています。

(常同行動は犬にも猫にも起こる!)

「もしかしたら、うちの子は常同障害かも!」と思う方がいらっしゃったら一度病院に相談に来てくださいね。

まず、治療した方がいいかどうかの判断から一緒に相談し、お役に立てる情報を提供できればと思います。

2017年9月18日

猫のつめとぎ

さて、今回は猫ちゃんの爪とぎについてです

猫ちゃんは、指間腺の臭いをコミュニケーションとして利用しており、これを爪とぎマーキングと言います。

なので、猫ちゃんは外から他の臭いが入ってくる場所に爪研ぎをする傾向があります。

(例えば、玄関やお客さんが座ることが多いソファなど)

また、猫ちゃんには爪研ぎの好みがあり、垂直方向に爪を研ぐのが好きな猫ちゃんと

水平方向に爪を研ぐのが好きな猫ちゃんがいます。

それから、素材も大事です。紙(段ボールなど)の素材が好きな猫ちゃんもいれば、

麻の素材が好きな猫ちゃんもいて、他にもフェルト生地など様々です。

これらの猫ちゃんの好みを把握して爪研ぎを置く場所を少し工夫してみると

家具や壁紙への爪研ぎが減るというわけです

最初は猫ちゃんが爪研ぎをしてしまう場所の近くや

いつも猫ちゃんがいるリビングの入り口などに爪研ぎを設置して見て下さい。

例えば、ソファで爪研ぎしてしまう猫ちゃんがいたら、そのすぐ隣に爪研ぎを設置!

(不格好ですが、ちゃんと爪研ぎを使ってくれるようになったら、その爪研ぎを将来的に

少しずつずらして移動することも出来るかもしれません!)

そして正しく爪研ぎができたときは、すかさずご褒美をあげます

これを繰り返すと家具や壁紙の被害が最小限になりますよ!!!

2017年9月12日

ロンドン便り〜犬のイベント

こんにちは。ロンドンは本格的に秋になってきました。

先日、パピーミル反対運動のイベントに行ってきました。(パピーミル「子犬工場」:営利を目的として犬などの愛玩動物を劣悪な環境下で大量に繁殖させるブリーダーのこと)

地域の犬のイベントとして毎年やっているみたいで、犬関連のグッズ(写真は犬用のクッキーの出店)や犬種ごとのレスキューなどが出店を出していて、中央ではドッグショーのようなものもやっていました。

IMG_2979IMG_2943IMG_2950IMG_2949ワンちゃんのボールプールなんかもあって面白いなぁと思いました。入ってるワンちゃんも楽しそう!

 

2017年9月8日

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